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「新NISAを始めたいけど、まずは安心して積立から試したい」
そんな方にぴったりなのが「つみたて投資枠」です。
この制度では、少額から自動で投資を始めることができ、運用益も非課税という初心者に嬉しい仕組みが整っています。
この記事では、つみたて投資枠の制度内容・メリット・注意点を、これから始める人にもわかりやすく整理しました。
制度の全体像をつかんでおけば、後悔のない第一歩が踏み出せます。
つみたて投資枠とは?新NISAで長期運用を支える制度
つみたて投資枠は、新NISAの中で「コツコツ長く投資を続ける人のため」に作られた非課税枠です。
年間120万円までの金額を対象に、長期・積立・分散に適した投資信託に投資することで、そこで得た利益(売却益・分配金)がすべて非課税
新NISA制度の中でも、特に投資未経験者や少額から始めたい人にとってはスタート地点となりやすい枠です。
✔ なぜ「つみたて」なのか?
「積立投資」は、一度に多額を投資せず、毎月一定金額をコツコツ投資していく手法です。
たとえば、月1万円を12ヶ月続ければ1年で12万円。時間をかけて少しずつ投資信託を買い増していきます。
この方法は、値動きのある相場でも買うタイミングを分散できるため、「高値掴み」を避ける効果も期待できます。
✔ 新NISAでは「長期投資」がしやすくなった
旧NISAでは非課税期間に「5年」や「20年」の制限がありましたが、新NISAでは非課税期間が無期限
つまり、積み立てた投資信託は、
いつまでも非課税で保有し続けられるということです。
これは、つみたて枠のような「長く続ける」投資スタイルにとって非常に大きなメリットになり「運用」と「生活」を分けられる仕組み つみたて枠は、設定した金額が毎月自動で買付されるため、相場を見る必要がありません。
仕事や家事で忙しい方でも、生活に支障なく投資を継続できるのがこの制度の魅力です。 「投資は怖いもの」ではなく、積立という仕組みを使えば“生活の一部として育てていける”と考えることができます。
対象商品はどう選ばれている?金融庁の厳しい基準
つみたて投資枠では、なんでも自由に買えるわけではありません。
購入できるのは、金融庁が定めた基準をクリアした投資信託やETFに限られています。これは、「初心者が間違った商品を買って大きな損をする」ことを防ぐための仕組みです。
✔ 対象となる投資信託の特徴
以下のような条件を満たした商品だけが「つみたて投資枠」の対象として登録されています:
- 信託報酬が低い(≒運用コストが安い)
- 長期・積立・分散に適している
- 毎月分配型ではない
- 販売手数料が0円(ノーロード)
- インデックス型 or 厳選されたアクティブ型
たとえば、以下のような投資信託が代表例です:
- eMAXIS Slimシリーズ(全世界株式・米国株式など)
- ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズ
- SBI・Vシリーズ(S&P500など)
これらは多くの証券会社で取り扱いがあり、低コスト・王道・安心感のある商品として人気です。
✔ 金融庁が「つみたてNISA対象商品一覧」を公開
各証券会社ごとに、取り扱い商品の数やラインナップが異なるため、商品数の多さ・選びやすさも証券会社選びのポイントになります。
年間の上限額と非課税の仕組みを確認しよう
つみたて投資枠の年間の上限額は「120万円」です。毎月積立にすると、1ヶ月あたり最大10万円まで投資できます。
この上限は、「非課税で投資できる金額」の枠であり、これを超えると課税口座での投資になります。無理に満額を目指す必要はありませんが、非課税のメリットを最大限活かしたい人は「月1〜5万円」など自分に合った金額を積み立てるのがおすすめです。
非課税とは?ふつうの口座との違い
通常の口座で運用益が出ると、約20%の税金(所得税+住民税)がかかります。
たとえば、20万円の利益が出たら約4万円は税金で引かれてしまいます。
一方、NISA口座ならこの運用益や配当金がまるごと非課税になります。長期投資ではこの差が将来的に大きな金額になります。
比較表:一般口座とつみたてNISA口座の違い
| 項目 | つみたてNISA口座 | 通常の課税口座 |
|---|---|---|
| 年間の投資上限 | 120万円 | 制限なし |
| 運用益・分配金 | 非課税 | 約20%課税 |
| 対象商品 | 金融庁が厳選した投資信託 | 制限なし |
| 投資スタイル | 積立・長期・分散 | 自由 |
| 保有期間 | 制限なし(売却自由) | 制限なし |
注意点:売却後は枠が復活しない?よくある誤解に注意
つみたて投資枠は初心者にやさしい制度ですが、知らずに損をする可能性がある「注意点」もいくつかあります。
ここでは、特によくある誤解や見落としがちなポイントを整理します。
✔ 一度使った非課税枠は「売っても戻らない」
最も注意すべき点は、非課税枠は「一度使ったら売却しても復活しない」という点です。
たとえば、年間120万円の非課税枠のうち、4月に40万円分の投資信託を購入したとします。
その後6月に売却して現金化しても、残りの非課税枠は「80万円のまま」で、売った分の40万円が復活することはありません。
「非課税枠=その年に投資できる上限額」というイメージが大切です。
✔ 無理に満額を目指さなくてもOK
「せっかくだから120万円全部使わないと損?」と考える人もいますが、これは誤解です。
大切なのは、生活に支障がない範囲で継続すること。積立額は月1,000円からでも設定できます。
途中で減額・停止・再開も自由なので、過度なプレッシャーを感じる必要はありません。
✔ 途中で売ってもOK。でもタイミングは慎重に
つみたて枠で購入した商品は、いつでも売却可能です。
ただし、前述の通り枠が復活しない=「再利用できない」ため、
- 短期で売買を繰り返す
- 焦って損切りしてしまう
といった行動は、結果的に非課税の恩恵を受けきれずに終わることになります。
「基本は長期保有」で考え、生活資金と分けて積立を続ける設計が大切です。
✔ 他の証券会社とNISA口座を併用できない
つみたてNISA(NISA口座)は、1人1口座が原則です。複数の証券会社で同時にNISAを開設することはできません。
そのため、最初に選ぶ証券会社が重要になります。
「つみたてをしやすい証券会社を選ぶ=失敗しにくい第一歩」でもあるのです。
初心者に向いている理由|メリットと安心ポイント
つみたて投資枠は、はじめて投資をする人にとって失敗しにくく、安心して続けられる制度です。
投資に対して「難しそう」「怖い」というイメージを持っている方でも、次のような理由から「これならできそう」と感じられるはずです。
✔ 月100円から積立できる
多くの証券会社では、100円や1,000円といった少額から始められます。「大金がないと投資できない」という不安を取り除いてくれる制度設計です。
✔ 商品は金融庁が厳選済み
購入できるのは、金融庁が長期・分散・積立に適していると判断した投資信託だけ。初心者がリスクの高い商品を間違って買ってしまうことを防げます。
✔ 自動積立で「ほったらかし」でもOK
毎月決まった日に自動で積立購入されるため、相場を見る必要がありません。本業が忙しい人でも自然に資産形成が進みます。
✔ 運用益が非課税になる
通常の投資では利益に対して約20%の税金がかかりますが、つみたて投資枠ならすべて非課税。
20年〜30年の積立ではこの差が非常に大きくなります。
✔ 確定申告が不要
口座開設時に「NISA口座」として設定すれば、利益が出ても税務処理は不要です。会社員や主婦など税金に詳しくなくても安心です。
✔ 途中で減額・停止・再開も自由
積立額はいつでも変更OK。一時的に止めたり、再開したりも自由。生活の変化に柔軟に対応できます。
よくある質問(FAQ)
Q. 最初はいくらから始めるのが良い?
月1,000〜5,000円から始める人が多いです。無理せず「続けられる金額」を優先しましょう。
Q. 途中で売却してもいいの?
いつでも売却できますが、売った分の非課税枠は復活しません。
長期保有が基本です。
Q. 利益に税金はかかりますか?
つみたてNISAで得た利益・分配金には一切課税されません。
Q. 口座維持にお金はかかりますか?
いいえ、NISA口座の開設・維持は無料です。
商品も「販売手数料ゼロ」のものがほとんどです。
Q. iDeCoとの違いは? iDeCoは節税効果が高いですが60歳まで引き出せません。
つみたてNISAはいつでも売却できる自由さが特徴です。
まとめ|まずは自分に合う証券会社を選ぼう
つみたて投資枠は、「少額から始められる」「非課税」「自動で積立できる」など、初心者にうれしい要素がそろった制度です。
投資経験がなくても、制度を理解しておけば焦らずコツコツと続けることができます。
ただし、実際に始めるには証券会社ごとに取扱商品や使いやすさに違いがあるため、「どこで始めるか?」が意外と重要です。
無理なく長く続けたい人は、次のようなポイントで証券会社を比べてみましょう:
- つみたてNISA対象商品の取り扱い数・選びやすさ
- スマホアプリの見やすさ・操作のわかりやすさ
- ポイント投資やキャンペーンの有無
自分に合った証券会社を選ぶことで、投資の第一歩がぐっと身近なものになります。
次にやること:自分に合うNISAの使い方を確認しよう
▶ 比較したい方はこちら:
【2026年】新NISA対応おすすめ証券会社比較はこちら
※NISAの申し込みは各証券会社の公式サイトから行えます。最終的な判断・取引については、必ずご自身で公式情報を確認の上、ご判断ください。
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